ドライエレーション・タワー

(特許)一台のタワーで連続したドライエレーションが可能

メソッド

  • 保存湿度から2.2%~2.9%まで乾燥機で、穀粒を乾燥させます。
  • 水分を穀粒より放出させ・熱を均質化させて、穀粒を調整します。
  • タワー内部で穀粒を冷やすための三層構造による、最適化された通気により、対流方式による熱伝達と、湿気を引き出しながら、穀粒は乾燥されます。
  • 適切な排出装置により、タワーは均質かつ連続して処理をおこないます。

Torre de enfriamiento

特長

  • 一般的な乾燥工程にくらべ、最大30%エネルギーを節約することができます。
  • 穀物乾燥機の処理能力を最大60%増やすことができます。
  • 物性と市場での特長を保つ、より良質な穀粒に調整できます。
  • サイロとして、最適な温度と湿度での、安定した穀粒保存ができます。
  • 穀物乾燥機と連動し、自動連続運転が可能です。

Torre de enfriamiento

説明

頑丈かつ断熱にすぐれており、サイロです。あらゆるサイズの穀物乾燥機に対応しています。それぞれの穀粒条件、気候に最適化したものを提供します。

穴の開いた亜鉛メッキ鉄板による二重底構造です。

可変式のスクリューコンベヤーが、工程を最適化します。

穀物乾燥機からドライエレーション・タワーへ、穀粒は自動装置により連続して供給・排出されます。

示差サーモスタットにより、ドライエレーション・タワー内部の熱を管理しています。

工程の概要

Torre de enfriamiento

  1. 湿った穀粒をホッパにおろします。
  2. 穀粒をホッパからプレ・クリーニング装置へ運びます。
  3. プレ・クリーニング装置によるふるいを行います。
  4. 穀粒を穀物乾燥機へ運びます。
  5. 穀物乾燥機です。ドライエレーション・タワーと組み合わせることにより、冷却に使われていた部分(印)を、乾燥に使うことができ、穀物乾燥機の処理能力を増やすことができます。
  6. 保存湿度よりも水分を含む熱っせられた穀粒が、穀物乾燥機より排出されます。その水分は、ドライエレーション・タワーの中で取り除かれます。穀物乾燥機にて保存湿度まで乾燥させない分、その能力をより多くの穀物処理に充てることができます。
  7. ドライエレーション・タワーです。穀粒はその中を降りてくるにつれて、交流によりゆっくりと冷却されます。熱による衝撃(ヒート・ショック)がないため、より良質な穀粒に調整できます。ドライエレーション・タワーは特別な排出システム、調整可能な換気システム、断熱、穀物処理コントロールシステムをそれぞれ有します。
  8. 完全に冷やされ、均一に乾燥した穀粒を、貯蔵先のサイロやビンへ運びます。